その他1
2026/05/24 ・ 457字・約1.5分
少しだけ街に助けてもらう
給料日前になると、複数のクレジットカード会社からカツアゲをされる。
拒否権もなく口座から抜かれる。
しかも、ありえない金額を。
非人道的である。
こんなに使った記憶はない。
でも明細を見ると、ちゃんと使っていた。
ここ数ヶ月、お金を使いすぎた。
お金がない。本当にない。
そんな状況だけど、僕には生活応援カードがある。
市内の登録店舗で使える電子商品券のようなもので、物価高騰対策として7,000円分が配られた。
ありがたい。
届いたときはしばらく放置していたけれど、ついにこいつの出番が来た。
これで買い出しに行く。
肉、魚、野菜、卵。
贅沢品なんて入れていないのに、会計だけは立派だった。
普段あまりスーパーでは意識していなかったけど、会計でちゃんと物価高を実感した。
生活応援カードのおかげで、ひとまず食料は確保できた。
市から届いたカードを、市内のお店で使う。
ただそれだけだけど、自分はこの街に助けてもらいながら暮らしているのだと思った。
まあ、元をたどれば財源は税金である。
助けてもらった気でいたけど、僕の金だった。
ちゃんと使ってくれよな。

