その他1
2026/05/13 ・ 666字・約2分
気楽に読めばいい
本は好きだし、読む方だと思う。
小説も読むし、ビジネス書も読む。自己啓発本はあまり読まないかな。
初めから本が好きだったわけではない。
小学校低学年のころは、朝読書の時間に、文字が大きかったり、絵が多かったりする本ばかり選んで読んでいた気がする。
いつからだろう、本をちゃんと読むようになったのは。
きっかけはいろいろあると思うけど、そのひとつはおばあちゃんだったのかもしれない。
「本を買いたいからお金ちょうだい」と言うと、すぐくれた。
そして、よく褒めてくれた。
ただ、読みたいから読んでるだけなのに、へんなの。
でも、褒められると嬉しいよね。
だから、そのころはたくさん読んだ。
でも、本を読むからといって、立派な感想が言えるわけでもないし、上手な文章が書けるようになるわけでもなかった。
だから、最初に「よく読む」とは書けなかった。
たぶん、無理に学びを得ようとせず、娯楽として気楽に読んでいるからだと思う。
以前、「おい、本を読め」という記事を読んだ。
そこには、読書だけがやたらと「学び」や「成長」と結びつけられてしまう、という話が書かれていた。
やっぱそうだよね。
映画や音楽やゲームと同じように、本だって、ただ楽しいから読んでいい。
だから、本が苦手な人も、もっと気楽に読んでいいと思う。
ちゃんと読まなくてもいい。
役に立てようとしなくてもいい。
読み終わったあとに、立派な感想なんて言えなくてもいい。
気になる本を、気になるところから、気楽に読めばいい。
おばあちゃんも、たぶん、それくらい気楽に褒めてくれていたんだと思う。
そんなおばあちゃんが、今日死んだ。

